【DOA】たまにやりたくなる,このクソゲー(褒め言葉)

2025年5月28日デッドオアアライブ2U,デッドオアアライブ4

どうもみなさんこんにちは!

前回の記事から4ヶ月も開いちゃいました。

・・・まぁ~忙しかったり色々あったりと(;´∀`)


さて今回は十数年ぶりのデッドオアアライブの記事。

もはや知らぬ人はいないであろうこのタイトル。

3D格ゲーブームに則りアーケードで衝撃デビュー(エロ格ゲーという意味で)、

その後アーケードで続編の「2」が当時は度肝を抜くほどの超絶グラフィックで登場し、

ゲーセンでは堂々と設置されているものの、

人前でプレイするには気が引けたのは記憶に新しい。


女キャラのおっぱいはボインボイン揺れるわ、パンチラしまくりだわで、

格ゲー要素よりもエロ要素のほうに目が行ってしまいがちで、

家庭用に移植された時には皆がこぞって購入したであろう。


実際、筆者もそのうちの一人である。

アーケードはドリームキャストと互換性のあるNAOMI基板が使用されており、

誰もがドリームキャストでいち早く移植されると思っていたら・・・

まさかの日本国内ではPS2に移植された。

DOA2のバグ修正諸々アプデ版の、DOA2ミレニアムがゲーセン稼働開始から約3ヵ月後の事だった。

男性諸君なら鼻息荒くして、我先にとゲームショップへ突っ走り、

中にはDOA2のためにPS2本体と同時に購入みたいなツワモノもいたのではないだろうか。


しかし実は"日本国内では"PS2版がなぜか先に移植されたが、

海外では国内PS2版より1ヶ月も早く、ドリームキャスト版が移植されていたのである。

NAOMI基板と互換性のあるドリームキャストなだけあり、

PS2版よりもグラフィックはアーケード版に忠実で、

この事は国内のドリームキャスト関係雑誌で紹介されていたものである。


その頃は、ドリームキャストのインターネット機能によって爆発的にインターネットが普及しだした時期であり、

国内ドリームキャストでもちょっとテクを使えば海外版DOA2も動作する!

という事を知った者は、当然鼻息荒くして個人輸入したものである。

当然、私もその一人である。


その後、PS2版の発売から半年ほどの月日を経て、待望の国内ドリームキャスト版がオマケ要素満載で、満を持して発売。

ラスボスの天狗が使えたり、何故か人気のあるバイマンが参戦していたり。

ステージも追加されていたり、UPSというユーザープロファイルシステムを採用することで、

独自の遊び要素が追加された。


しかし・・・・

お待たせしました!DCユーザーの皆様!

と言わんばかりに派手に宣伝したのにも関わらず、

わずかその3ヶ月後にPS2版DOA2ハードコアという、いわゆる完全版が発売された時には、

さすがに筆者も「えっ(;´∀`)・・・?」と思いましたが。

それでも3D格ゲーの最前線に居たDOA2、結局買ってしまうよね(;´∀`)。


さて、昔話はここらにしておいて、デッドオアアライブといえば現在は6までリリースされており、

そこまでのシリーズの全てはこのDOA2が準拠になっている。

DOAと言えばやはり起伏に富み、アンジュレーションが豊富、落下ギミックなども満載な、

あたかもアクションゲームのステージで格ゲーしてる感が物凄く斬新、

そしてエロ要素。

「格ゲー」としての魅力は二の次である。

正直、ホールドが全てなので、攻められてても素早く切り返せる(される)し、

逆に言えば長々としたコンボは"クリティカルやられ状態"をホールド読みに勝ち、

いかに継続できるかがカギとなってくるので、

正直常時逆択、コンボの爽快感といったものはDOAではあまり味わう事ができない。

この辺を吟味すると、どう考えても「眉間にしわを寄せるガチ格ゲー」ではなく、

今でいうスト6のような「誰でもお手軽に対戦ができる」、「ちょっとエッチなアクション格ゲー」といった感覚である(個人的)。

いつ何時でも切り返せるホールドシステムは、展開の早い格ゲーを作り上げる上では成功と言えるが、

ガチ勢からすると、正直クソ(いい意味でも悪い意味でも)。

ジャンプキックが当たったら地上コンボまで確定ってのが普通。

DOAはジャンプキックを当ててもコンボ中に昇竜拳で切り返される(切り返せる)、そんな感覚である。

よって格ゲーとしての敷居は低い。

どちらかと言うとアクション格闘という感覚で、気軽にプレイするモノ。


私はガチ勢なので、2Dならスパ2X、3Dなら鉄拳タッグ2といったガチガチバリバリに敷居の高い、やりがいのある格ゲーを好むが、

たまにやりたくなるんだよ、このクソゲー。

クソゲーといってもほんとにどうしようもないクソっていう意味ではなく、

褒め言葉として解釈してほしい。

ホールドによる読み合いは中々に熱いものの、格ゲーとしてはやはり二流。

でも、リアルタイムを見てきた人間からすれば思い出補正もあるし、

家庭用のDOA2以降シリーズのオープニングは文句無しの神OPだし(今でもたまに見たりする)、

個人的には天狗というガチムチの渋いオヤジキャラがこの上なく好きといのもあって、

やっぱり時々やりたくなるんだよなぁこのゲーム。

ガチ格ゲーはいつやっても腕の差、プレイヤースキルというのが顕著に試合に反映され基本下剋上は無いが、

DOAは敷居が低いので、あまりPSのない人でもホールドの読みさえうまくこなせてれば勝てる、

ドカンボカンとギミックでダメージ取っていれば爽快有利、至って簡単なゲームである。

ホールド、クリティカルやられ、ハイカウンター投げ(ホールド中の相手に投げ)という、

簡単な共通システムが非常に強いため、どのキャラを使っても、大体同じような展開になる。

結局勝っても負けても、DOA2アーケード版(ホールドが2コマンド)といった

今のDOAの中でも最も敷居の高い作品でない限り、

どんな展開であろうと“所詮DOAだしなぁ~w"

で終わる。

しかし、ガチ格ゲーの知識やテクも応用できる局面もあったりして、

なんか"豪勢な生焼け肉"のような感じが、妙にクセになるのである。

所詮DOAだしなぁ~ で結局しばらくプレイしなくなるが、

眉間にしわを寄せるようなガチゲーばかりをやってると、

DOAの“ゆるゆるお手軽感"が恋しくなるんだわ。


そんなわけで、最近DOA6をPS4でちょこちょことプレイしていたが、

やっぱり5以降はなんか違うんだよねー・・・

実際、DOA4(厳密にはディメンションズ)までは“それまでのDOA"だったのだが、

数年の時を経て、DOAファン待望の新作「5」からはグラフィックも変化し、

開発が、変に「ガチ格ゲー」方向へ舵を切ったせいで、

DOAの中でも唯一無二でありかなり大きなウェイト、存在になっている「アクション格ゲー感」

めちゃめちゃ薄れてしまった事。(5はラストラウンドでDOA3のステージが追加されたりしてある程度良くなった)。

基本的に5以降は起伏に富みアンジュレーション豊富な“アクションゲームのようなステージ"

かなり減ってしまった事。派手なギミックはあるものの、例えば高所から落下させた時なんかに

相手がゴロゴロと転げ落ちるシーンはあるが、自分が追いかけるアングルが無く、

ストン!と相手と一緒に落下後の個所へ。あたかも最初からそこに居たかのような、

迫力を台無しにしてしまっている感というか。非常に淡泊。


5以前までは派手に落下する時もどんな時も自キャラが追いかけるシーンがあったので、

「よっしゃ!落下で大ダメージ!ここから追いかけてさらに起き攻めいくぜぇ~!」

という、ある意味高揚感的なものがあり、視覚的にもかなり爽快感があってよかった。

5以降はそういった感じ、“本来のDOA感"がかなり薄れているのもあるし、

なんせ私の大好きな天狗が、まさか女に・・・

“そこまで媚びるのかよ!?"と叫びたくなる。

DOA5で天狗の登場を今か今かと待っていた中、女天狗として登場した時はマジで絶望した。

もちろん、性能もベースは似ているが、結構変わってしまっている。アホかと。

ガチムチで渋いオヤジ枠でありながら、DOA2からほぼ皆勤賞な天狗(万骨坊)は必須だろうがよォーッ!!!

ちなみに渋いオヤジという意味では初代DOAのラスボスであり

DOA5、6にも登場しているライドウが該当するが、

顔がメカになってたりしてダサすぎるので論外。

初代DOAの時はラスボスでありながら唯一の渋いオヤジ枠(人間であり古道着)であったため、

かなり好きだったのに。


というわけで前置きはここまでにして(長っ!)、現在個人的に(世間的にも?)DOAの中でも最高傑作な

DOA2アルティメット、DOA4をオンラインプレイしております。


DOA2アルティメットは初代XBOXで初めてオンライン対戦対応したDOAであり、

当時はかなり人気もあったと思われる。現在初代XBOXのオンラインサービスは終了しているので

実際はオンラインプレイできないが、insigniaというXbox liveサーバーエミュ(?)を介する事で

近年“実際の"オンラインプレイが可能になったらしい。

しかし、いくらゲームが名作だからといっても、こういったものはニッチなので、

今のところ、1時間待機してて一人入ってくるかどうか、というレベルだし、

やはり外国人がほとんどなので、ラグは避けられないが、

名作DOA2アルティメットでオンラインプレイが出来る、他人と対戦ができる事に価値がある。

何回か対戦したが、素直に感動。

一方、DOA4のオンラインはというと、Xbox360のXbox liveが終了してはいるが、

オンラインプレイは普通に可能。

ただし当時のアカウントでやろうとしてもエラーになるので、少々特殊な操作が必要ではある。

このDOA4のロビーシステムは唯一無二の神である。

アバターで歩き回りながらチャットや観戦ができるという、実際凄腕プログラマーでありDOAの生みの親である板垣氏が制作し、

Xbox360発売当初に、使用する容量的にはNGだったが強引に押し通したという代物。

こちらは、まだ誰も部屋に入ってきたことが無く、対戦したことがない(;´∀`)

2時間3時間待機してても誰も入ってきてくれない・・・

これ本当に部屋に入れるんだろうか?バグで入れないとかじゃないよね・・・


まぁこんな感じで、

なんかやりたくなるんだよなぁ、このクソゲー。

でDOA6から始まり、

色々調べた結果DOA2アルティメットやDOA4でもオンライン対戦が可能という事実をしって、

うおおおぉ~~それは絶対にやりたいッ!!

という熱意と執念のもと、

1日かけて環境を整えて今に至ります。


DOAは5からガラリと変わり、6で大ゴケし、DOA7などの次回作はないんじゃないか・・・

などと囁かれている現状だが、

なんせ3D格ゲーと言えば?と聞かれると必ずその名が挙がるDOA。

このまま続編が出ないなんてオチは無いだろう・・・と信じたい。

実際、デッドオアアライブというIP自体はバカンスプリズム?とかいう恋愛もので

維持しているし。

ニンジャガイデン2ブラックのリメイクにて、かすみが少しだけ登場していたりと、

題材自体はアピールしてますね。

今、3D格ゲー界隈を牽引してきた鉄拳が、8で実質コケている現状で、

2D格ゲーはスト6が成功しているけども、3D格ゲーの救世主がいない状態なので、

DOAが復活するにはいいタイミングだと思う。

もともとホールドのおかげで簡単操作という概念は出来上がってるし。

今やどんなゲームもキッズやZ世代にも受け入れられるよう、

どんどん簡単になっていく時代。

ここらでDOA新作発表とかきたら盛り上がると思うんだけどな~w

とりあえず、女天狗はいらんから本物の天狗(万骨坊)さえ出してくれれば私は満足。

DOA5、6だって女天狗じゃなく万骨坊だったら普通にプレイしてたものを。。。

ゲームがいかにクソであっても好きなキャラで遊べるなら遊ぶよね。


ちなみに今更ですが、DOAに関する記事は当ブログで過去に沢山書いてます。対戦動画など。

ハマっている当時はガチ格ゲー感覚で記事も書いてたし対戦もしてましたが・・・

やはり、DOAはDOAです。でも、高等テクもあり、ほんと生焼け肉です。

詳しくは各カテゴリへ。


というわけで、DOA2アルティメット、およびDOA4を一緒にプレイしてくる方募集~~~!!!

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ワンチャン、3DSエミュでDOAディメンションズでもいいです()